備中高梁稲荷神社は歴代の松山城主らが松山藩の守護神として尊崇してきた、高梁市落合町近似(ちかのり)の由緒ある神社です。(近似稲荷神社とも呼ばれます)
創設は寛弘元年(1004年)で、昔は商売繁盛や交通安全、今でも五穀豊穣や健康・安産など様々な祈願に県内外から参拝客が訪れます。

毎年12月の第一日曜には霜月大祭が行われます。
地元ではこの祭りが終わると本格的に冬が来ると考えられていて、参道に展開する露店の他に「植木市」も開かれ、冬支度に必要な生花や果樹、刃物などの販売で賑わいます。
また、特設舞台での備中神楽奉納や餅まきも楽しめます。