「屏風祭」は江戸時代、阿智神社の秋季例大祭とともに行われ明治ごろまで続いていました。
町家が通りに面した格子戸を開け放って屏風などを披露し、秋の花を生けて来客を持て成すという伝統的な行事です。

平成14年(2002年)より現代に蘇った倉敷屏風祭は、倉敷市本町を東西に横切る約600mほどの通りを中心に開かれます。
この辺りは江戸の頃の街並みが色濃く残っており、各家に代々伝わる屏風をはじめとした家宝のお披露目、ギャラリーや文化施設での歴史的遺物の展示に加え、芸術大チームが作成した新しい屏風も見られます。
また、通りの各所で岡山名物のばら寿司も販売されます。