「安珍念仏踊り」は、福島県の白河市にある安珍堂にて行われます。歌舞伎の演目「娘道成寺」の伝説で有名な安珍は白河市出身といわれていて、安珍の命日である旧暦2月27日、つまり毎年3月27日に行われます。

この踊りは白河地方に江戸時代から伝わる歌念仏踊りで、念仏を歌いながら太鼓や鐘などに合わせて踊るものです。福島県指定重要無形民俗文化財にも登録されているとても貴重な踊りで、現在も大切に伝えられています。