アイヌ語で「舟おろし」を意味する「チプサンケ」は、古来から伝わる技法で作られる船に魂を入れる進水の儀式です。

平取町では、多くの方に「チプサンケ」を含めたアイヌ文化を知ってもらおうと毎年8月に伝統行事として開かれており、神への祈りの儀式の後、川下りを体験することができます。

お祭りでは古式舞踊の演舞が披露されるほか、前夜祭でもアイヌ式風習の結婚式や盆踊り、地元古老による語りなど、アイヌ文化に触れられる多彩なイベントが開催されます。