天狗の火渡りは、古平町で行われる漁業の安全と大漁を願って7月と9月に行われます。特に7月の天狗の火渡りは琴平神社の例祭として行われる夏の一大イベントです。

紅い衣を纏った一本高下駄の天狗(猿田彦神)が獅子舞とご神体を掲げた神輿を先導しながら街を練り歩きます。中でもメインイベントは、公園等で行われる火渡り神事です。

燃えさかる炎の中を天狗が潜り抜け、獅子舞が舞い、神輿が後に続く姿は勇壮で力強く、北海道の夏を彩る風物詩として見る者の心を揺さぶります。