「したんじょう行事」とは福井県福井市鹿俣町にある浄善寺で、毎年5月5日に行われる伝統の行事です。

この行事は、農作業に大きな被害をもたらすイノシシを退治したあとの大名行列を模しています。
「したんじょう」という名前の由来は「したに~(下に~)」の掛け声がなまったものと言われています。

当日は法被を着た子どもたちが行列をつくって町を練り歩き、浄善寺で暴れまわるイノシシを刀で退治します。
長さ約3メートル、重さ約80キロの大きな獅子が倒される姿は圧巻です。