山口県の埴生にある糸根神社の境内では、毎年7月の下旬に「埴生ぎおんふるさと祭り」が開催されます。この神社は、明治四十一年(1908年)に糸根八幡宮と八坂神社を合祀し、現在の糸根神社に至りました。なお、現在の社殿は江戸時代の慶長九年(1604年)に造営されたもので、歴史の深い神社として地域の人々に親しまれています。

この埴生ぎおん祭りでは、初日が御下幸、2日目が御還幸、3日目が夜渡祭、そしてクライマックスの最終日が御神幸と、4日間埴生糸根神社において埴生地区の心意気を示すお祭りとして7月下旬の大塩の日に開催されます。

中でも、こども神輿や本神輿などは、老若男女地域総出で盛り上がる夏の風物詩となっています。