300年以上の歴史があり、厳冬の夜に奉納される藤枝市・八坂神社の神事です。

地元の保存会が1年間の農作業を模擬的に演じ、五穀豊穣や無病息災を祈ります。

四隅に竹を立てて、しめ縄で囲んだ「八丁敷」と呼ばれる場所で保存会のメンバーに加え、滝沢地区の小学生らも奉納しました。

一番の見所は、「千万歳」や「白刃」をはじめ、木製人形を使って赤子を産み落とす仕草を演じる「孕五月女」などの演目です。

会場は笛や太鼓の音色が響き、荘厳としたムードに包まれます。