中の原地区では毎年4月29日に「中の原まと祭り」が開催されます。この祭にはこのような由来があります。
昔、大洪水で滝つぼから村へ流れ出た大ウナギが里人によって食べられてしまいます。それを怨んだ大ウナギの怨霊によって3人を残し里人たちは病に倒れてしまいます。
残った3人が神明様に願かけをし大ウナギに矢を放ち、倒し、里人たちも回復したということです。

全国各地にこのような弓神事はあるのですが、このお祭りの特徴は、矢を当てる的が徐々に小さくなり、最後の小さな的に当てるまで延々と居続けるところです。