大宝八幡宮の境内は南北朝時代の大宝城の城跡で、全体が国指定の史跡です。城の守りとして築かれた土塁が今も残り、その土塁の保全を目的にあじさいを植えて出来たのが「あじさい神苑」です。

そのあじさい神苑であじさいの開花時期に合わせて開かれるのがあじさい祭です。
品種が約300種ととても豊富なうえ、自然交配や酸性濃度などにより今までにない色合いが生まれたり、土塁の斜面を利用しているので高低差があり、手間の花も奥の花も立体的に見られるのでとても見応えがあります。