久能山東照宮では、ご祭神徳川家康公の月命日の17日を祭礼の日と定めていますが、特に2月17日は旧暦換算で年初めの月命日に当たることから、春季大祭が執り行われます。

前日の16日には歴代将軍の甲冑から3つを選んで飾る「御具足祭」も行われており、石の間や拝殿に歴代将軍の甲冑が並ぶ凛とした社殿の中で粛々と祭儀は進められていきます。

祭儀では、五穀豊穣や国の隆昌、世界平和などが厳かに祈念されています。