400年以上の歴史を持つ西嶋神楽は、素朴な祈祷の舞。県指定無形民族文化財に指定されています。戦乱や自然災害で疲弊する里人のために、神主たちの手で始められ、その後西嶋地区の熱心な氏子たちによって受け継がれてきました。

毎年5月5日に開催される沢奥(さおき)まつりでは、西嶋地区の沢奥広場に仮設の神楽殿を設置。西嶋神楽団・少年神楽団による西嶋神楽が奉納されます。自然の中で演じられる素朴な舞は、神話の世界を感じさせてくれます。