「皇円阿闍梨(こうえんあじゃり)」をご存知でしょうか。
生まれは熊本と言われており、苦行を重ねながら仏法を広め歩いたとされています。
彼は道中、弥勒菩薩さまの教えを守ることで人々の悩みを解決し、苦しみから救うことができるという考えに至ります。

その結果、自らが龍神となってここ静岡県の桜ヶ池に入定し、人々をお守りしてきました。
この桜ヶ池は、長野県の諏訪湖と続いているともいわれている信仰の深い池でもあります。

そんな彼に感謝の念を抱きながら、供養の意味を込めて行われる供養祭。
開催地となっている応声教院もまた、国の指定重要文化財にもなっている門があったりと見て損のないスポットとなっています。