米内沢新町に約400年前に伝えられている踊り「熊野神社餅つき祭り(めらし踊り)」が熊野神社の例祭前夜祭にあたる、8月29日に社前で奉納されます。

当時は、未婚の男性たちの娯楽として自然と歌いだされたもので、赤い衣装に黄色のたすきをかけ、豆絞りのほっかぶりに草覆履きという女装姿で踊られていました。その後、自然と老若男女を問わず踊られるようになり、夜が明けるまで踊り続けたこともあります。

無病息災・五穀豊穣・安産などの祈願をこめた踊りとして現在にも踊り継がれています。