草花が一斉に芽を吹く春先は、古くから疫病が流行りだす季節ともいわれています。鎮花祭は疫病と災難よけを祈念する祭典です。また、鎮花祭に先立ち、4月3日と5日は子どもたちの健康と健やかな成長を祈願する稚児健康祈願祭があり、商店街から大社に向かう稚児行列やかわいい稚児舞の奉納などが行われます。

鎮花祭の頃はちょうど、桜の季節。花まつりの期間でもあり、夜になってライトアップされた境内には、夜桜見物の人たちも訪れ賑わいます。