高梨神社では、毎年例祭で正神楽が奉納されます。全夜宵宮祭には祓いの意味をもつ打ち鳴らしという、神前において唱え言葉と神楽歌の入る太鼓だけによるものがあり、当日は正神楽が演じられる。

祭式祝詞奏上の前に、岩戸開の舞があり、祝詞奏上の次に五調子の舞・神入の舞・一の宮舞・翁の舞・二の宮舞・御酌の舞・宝来廻りの舞・三剣五所の舞と撤饌の舞となっており、神職・神子によって舞われている。採り物には榊・刀・扇・鈴・旗などがみられる。
囃子には大太鼓・胴長太鼓・笛・手平鉦に鼓が入るという神楽らしい優雅な拍子が多いのが特徴です。