但馬に春の訪れを告げる商売繁盛・五穀豊穣を願う三たん(但馬、丹波、丹後)一の大祭です。

有子山稲荷神社の例大祭として江戸時代より始まり、400年余りの伝統があります。出石の藩主が年に一度だけ、初午の日に限り城の大手門を開放して、城内の稲荷神社に町民の参詣を認めたことが始まりとされています。

期間中は町内に300を超える露店の他、弓道の実演や体験、餅つき、バザー、お化け屋敷なども展開され、多くの催し物が企画されています。また、この日限定となるお守りの進呈や「子ども成長祈願祭」といった神事も行われ、情緒ある城下町と賑やかな祭りを楽しむことができます。