毎年2月10日、仙北市西木町では「上桧木内の紙風船上げ」が行われます。
この行事の始まりを書き記したものはありませんが、一説によると江戸時代の科学者である平賀源内が、銅山の技術指導に訪れた際に、熱気球の原理を応用した遊びとして伝えたとも言われています。

紙風船は大きなもので12メートルにもなり、「無病息災」「五穀豊穣」「家内安全」などその年への願いを込めて、武者絵や美人絵が描かれた100個あまりの紙風船がきらめく星々のごとく真冬の夜空に舞い上がります。