京都・岩船地区にある白山神社、奈良との県境に接する山間部の集落では、毎年10月16日に「おかげ踊り」が行われます。

「おかげ踊り」は京都府登録無形民俗文化財で、五穀豊穣の恵みを受けた感謝の気持ちを表した踊りで、収穫時期に行われています。

一時期途絶えてしまった「おかげ踊り」ですが、大正天皇や昭和天皇の即位の際に村で踊られていた記憶を頼りに、昭和42年に保存会により復活しました。

太鼓の音と歌い手に合わせて、踊り子たちが輪になって四手を振って踊り奉納されます。