県神社の大幣神事の特徴は、お祭りの過程で手作りの神器を壊して投げ捨ててしまう事です。
大幣と呼ばれる紙を使った神器には厄を集める効果があるので、これを持って町中を走り回り厄を貯めた所で県神社に戻りをこれを破壊します。

また運び手の装束も破壊するので、福を呼び込む事よりも厄を取り払う事に重点を置いたお祭りです。
厄を吸い込んだ大幣は神社に返る頃にはボロボロになっているので、リアリティのあるお祭りとしての評判も獲得しています。
ただし午前中の短時間で終わってしまうお祭りなので、参加予定の方は早めに県神社に行きましょう。