毎年、4月29日に真清田神社で行われる神事で、「真清田神社縁起」には中世の大きな神事・仏事の度、舞楽が行われていたといわれています。

神社に現存する舞楽面は木彫りの技術が最も発達したといわれている時期に製作されたもので、12面が重要文化財、7面が県文化財に指定されています。

舞楽神事では数々の演目を奉納しています。
神楽の「桃豊舞」、次に管弦で壱越調の「賀殿急」、「酒胡子」と続きます。
舞楽では場を清める「振鉾」に始まり、「胡蝶」、「抜頭」、「落蹲」そして最後に管弦のみの「長慶子」と続きます。