6月から8月の夕方になると、津軽地方では「ドーン、ドーン」と大きな花火の音を耳にすることが多い。

この音花火(号砲花火)は、神社の宵宮(ヨミヤと読む)を知らせる合図で、弘前やその周辺市町のように神社が多い地域では、この音を聞いて「今日はどこのヨミヤだろうか?」と話題にする人も少なくないだろう。

津軽地方では、神社の例大祭を「ヨミヤ」と呼ぶ。漢字では「宵宮」「夜宮」の文字が当てられることが多い。

夕方から21時頃まで、神社参道に露店が出店される。