花の撓は古くから津島神社に伝わる農耕伝承神事で、5月1日~5月5日までの期間、津島神社の一角に「花の撓」が飾り付けられます。
花の撓は、4月に行われる「五穀豊穣神ト祭」によって神託を授かり、農作物の出来具合を人形などの模型で表しているもので、数なので各作物の作況や気候を読み解くことができるそうです。
農耕に携わる人たちは、これを拝観してその年の天候を判断するとともに、作柄のよりどころとしました。