西宮神社のご祭神である「おえびすさま」は「人の生活には、常に笑顔と我慢が大切である。仕事も、商売でも、人に接するときは、常に笑顔と忍耐を忘れなければ、仕事もでき、世の中も明るくすることができるであろう」と私たちに教えてくれています。

この教えに従って、先人たちが、笑顔と忍耐を忘れずに寒い季節を乗り越えられるように栄養価の高い食べ物をつくりました。そして、「怒って(とがって)はならない」という教えの言葉から「とがらしごぼう」と名づけ、これをお供えするとともに氏子や参拝者にも配布・販売しています。 

この季節に相応しい食べ物である「とがらしごぼう」は、日本ならではの栄養食品といわれている味噌、体を温める唐辛子、整腸作用のある牛蒡などを入れて混ぜ合わせもので、食べると身体のなかからぽかぽか温まります。
多くの人に人気があり、例年早朝にも関わらず「とがらしごぼう」を求めて参拝します。 

「とがらしごぼう」を味わいに是非西宮神社にいらしてください。