湯かけ祭りは、神奈川県と熱海市の境に流れる千歳川の上流「藤木川」の不動滝から泉公園までの約2kmの道温泉街を、沿道の人々が神輿をめがけて温泉の湯をかけその中を練り歩くお祭りです。

江戸時代に当地の湯の効能が高いことから温泉を樽に詰め、大名家や御用邸に献上した古事から始まっており、献湯神輿の出発に際し道中の安全を祈願して湯をかけ御祓をする儀式を再現したものが「湯かけまつり」です。又、「湯かけまつり」と同時に何万本もの箸を燃やし、無病息災・五穀豊穣を祈る「御箸(みはし)祭り」も神事の行事として行われています。

威勢よく練り歩く神輿に勢いよくお湯がかけられる様子は迫力満点です。