長崎県の平戸市に含まれる離島の大島では毎年お盆の季節の8月14日と15日に各地で「須古(すこ)踊り」が踊られます。

須古踊りは佐賀県須古村にあった須古城落城後に大島村に逃れた家臣たちが鎮魂の意味を込めて踊っていたのが伝わったとされています。

お盆の時期にはお墓や各家庭、神社や寺社など幅広く奉納されます。
15日は平戸市役所大島支所の広場でも各地区の須古踊りが豊作祈願の踊りであるジャンガラや棒術などと競演され観る人々を圧倒させます。

また国の無形民俗文化財に指定されていたり県の無形民俗文化財に指定されていたりする歴史ある伝統的な踊りとなっています。