全国の多くの神社でも行われている神事「大祓」は、津森新宮でも毎年6月に「夏越の大祓」として厳かに執り行われます。

1年の前半を無事に過ごせたことに感謝し、半年間の罪や穢れを祓い、残りの半年も清らかに過ごせるように願うというものです。そして、チガヤで作られた大きな輪をくぐり、更に穢れを祓って無病息災を願う「茅の輪くぐり」も行われます。

西暦540年に創祀された津森新宮で、地域の人たちが末長く健やかに過ごせるよう祈る伝統的な神事です。