能登原とんどは、福山市の沼隈町で毎年1月の第2日曜日に開かれている伝統行事で、市の無形民俗文化財にも指定されています。

五穀豊穣・無病息災・大漁・豊作などを祈願して、きらびやかな飾りつけをした約10メートルのとんどが町を練り歩きます。

地区の各所を練り歩いたとんどは、最後に能登原小学校に集まり、それぞれの地区のとんどをぶつけ合います。その後それぞれの地区へと返ったとんどは、しめ縄や古いお札、書初めなどと一緒に燃やされます。