広島県尾道市百島の百島八幡神社で、毎年1月第三日曜日に、「百島八幡神社 お弓神事」を開催します。

お弓神事の起源は、1441年の嘉吉の乱に敗れ、百島に逃れた赤松満祐氏の一族の7人が、百島に逃れて住み着いたのち、敵の追討襲撃に備えて弓の稽古に専念したのが始まりと伝えられています。

島内3地域から選ばれた男衆15人が、約15m離れた直径60㎝の的へ太鼓の合図とともに次々に矢を放ちます。

的の中央には「瓦け」と呼ばれる陶器で作られた円盤がぶらさがっており、打ち抜くたびに大きな歓声に包まれます。