貴布祢神社は狼様とも呼ばれ、盗難悪厄除けの神様として広く民衆の信仰を集めています。旧暦霜月大祭(狼様祭)は毎年12月13日から15日までの3日間にわたり執り行われます。

参拝者は、神様を自分の家へ勧請して一年間一家の安寧を願います。大祭の3日間には、家に勧請した神様を元に納め、新たに勧請して各家に持ち帰ります。

狼様は神の使いで、悪い例を追っ払い鎮める強い霊力を持つというミサキ信仰が残る行事です。境内には露店が並び、大勢の人が参拝に来られます。