北海道の浜中町にある霧多布神社は、大綿津見神・大物主神・厳島姫神を奉斎しこの3神は松村留次郎・吉田毎太郎の両名が、先代から漁業の祈願のために私祭したもので、当時神社のなかった霧多布の人々が協議の上、村民の幸福と漁業の繁栄を祈ろうと、明治37年道長官の許可のもと無格社霧多布神社と称したのが始まりです。

この霧多布神社では、毎年9月25日に例大祭が行われ、浜中町町内では神輿や華やかに装飾された山車が街を練り歩き、町内の老若男女がこぞって参加する賑わいのあるお祭りです。