毎年5月になると、道南・木古内町にあるサラキ岬は数万球のチューリップに彩られます。

サラキ岬は幕末の海を渡った咸臨丸(かんりんまる)が沈む場所としてを知られており、この咸臨丸がオランダで造船された縁から、サラキ岬は本場オランダから贈られたものを中心にチューリップの群生地となっています。

開花時期に合わせて行われる「サラキ岬チューリップフェア」は、ふるさと物産店なども行われる春の祭典です。見事に咲き誇るチューリップと、岬から望む津軽海峡の景色を求めて、近隣から多くの人が訪れる人気イベントです。