約1メートルの薄紫色の花房が垂れ、甘いかおりが漂う見事な長藤を楽しめるお祭りです。

長藤は大正4年、東光寺住職の入山を記念して、磐田市の行興寺の「熊野の長藤」の一枝を境内のヤマフジに接木したことが始まりです。

20メートル四方に広がった藤棚から2万余りもの薄紫の花が、1メートル以上まで咲き誇ります。住職の没後も、地域の保存会が守り育て、現在の広さの藤棚を作るまでに育っています。

市の天然記念物にも指定され、その優美な姿は見る人の目を楽しませてくれます。