「おてんのんさん」と呼ばれて、京都の祇園祭の流れをくむ吉原祇園祭。悪霊・疫病を退散させる祈りの形がお祭りとして受け継がれてきたものです。

見どころに溢れたお祭りですが、中でも日曜日の午後に行われる21台の山車による引き回しは圧巻で、神様を神輿に遷して町内を練り歩く神輿渡御は大きな盛り上がりを見せます。

露店は200件を超え、毎年20万人ほどの人出がある大規模なお祭りで、お祭りの2日間は吉原商店街が歩行者天国となりお祭り一色に染まります。