重要伝統的建造物群保存地区のかやぶきの里(北)では、毎年春と秋の年2回、地域住民の火災予防講習と放水銃の一斉点検が行われます。

2000年に美山民俗資料館が火災により焼失したのをきっかけに、防火用放水銃の点検とした一斉放水が行われます。

午後1時30分、集落にサイレンが鳴り響き、設置された62基の放水銃から次々と水しぶきが上がり、かやぶきの里に水のアーチがかかります。
見物に訪れた観光客からは歓声が上がり、放水の瞬間を撮ろうと写真愛好家が集まります。