山形県の日本海側の岩場に十六羅漢岩というものがあります。
吹浦海禅寺21代寛海和尚が、仏教の隆盛と衆生の救済を願って1864年に造佛を発願し、地元の石工たちを指揮5年の年月をかけて明治元年(1872年)、22体の摩崖仏を完工しました。

多くの漁師が日本海の荒波に命を失うこともあり、十六羅漢岩の前で、諸精霊の供養と海上安全も祈願されるようになりました。それが「十六羅漢まつり」です。

是非この歴史ある岩を一目見てみてください。