山形県高畠町のシンボル、それは安久津八幡神社にある三重塔。

平安時代、現在の高畠町がある地域は関東から出羽国・置賜地方に入る玄関口となっていました。

安久津八幡神社の起源は860年と云われていますが、平安時代後期に源義家がこの地に入り、安久津八幡神社で戦勝祈願をしたことで軍勢を立て直して大勝したことから、源氏の氏神である八幡神を分霊して神社を建立しお祀りしたと云われています。

三重塔は当初、江戸時代前期の1625年に建造されましたが、烈風により倒れてしまいました。
現存する塔は1797年に民衆の寄付によって再建されたもので、山形県の指定有形文化財にも指定されています。

そんな時代背景のある三重塔がライトアップされた姿は、まさに画になります。
是非、カメラかケータイを片手にお出かけしてみてください。