倶利伽羅不動寺の山頂本堂で4月下旬から5月上旬にかけて開催される八重桜まつりの期間中、4月下旬には餅つき大会があります。

このお祭でつかれる赤いお餅は、かつてこの一帯に住んでいた猿に困り果てた和尚がお不動さまのお告げを受け、赤く塗ったお餅を猿に与えてから猿の悪戯が止まったという言い伝えに基づいたものです。

白い装束に身を包んだ餅つき人が手際よく餅をついたあとは希望者も参加でき、最後につきたてのお餅が振る舞われてお祭は大団円を迎えます。