江戸時代中期から続く正法寺最大とも言える伝統行事です。

子授け、安産、学業などの子安の神様として知られる鬼子母神様ですが、正法寺に奉られている鬼子母神は、江戸中期に釜無川の大洪水で流されてきたのを当時の村人が拾い上げたもので、微笑みを浮かべた表情が鬼子母神としては珍しいものと言われています。

笑って赤ちゃんを抱っこしている珍しい鬼子母神様は、特に子どもの安全、発育、学業をはじめ、村の守護神として信仰されています。

ご祈祷では、僧侶による迫力の読経が夜空に響き渡ります。

また境内では、琴の演奏を聞きながら抹茶をいただけ、門前には多くの出店が並びます。