名古屋市緑区の有松天満社で、毎年秋に「有松祭り」が執り行われています。有松天満社の秋季大祭のことでで、開催日は毎年10月の第一日曜日です。

有松天満社は、菅原道真公を祀っており、文政7(1824)年に現在の八つ棟造りの壮麗な社殿が建立されました。

現在の有松の山車まつりは、3輌の山車が明治時代に各町に備えられてから始まりました。

午前中には周辺地区の古い町並みを山車が曳行します。車切り(山車の方向転換)や旧街道での山車のすれ違いが見どころです。

夕方からは提灯のついた山車が、幻想的な姿で夜囃子の響きの中を曳行していきます。