「福よせ雛」は、愛知県名古屋市で考案され始まった雛人形のイベントです。各家庭で諸事情により飾ることができなくなった雛人形などろ引き取り、人形供養(最後まで使うこと)を目的にしています。

2009年から始まったこのイベントは各地に広がり、様々な会場で行われ遠くはフランスでも開催されています。

特筆すべきは、「お雛様に第二の人生を歩ませてあげよう」というコンセプトから、雛人形たちが七段飾りを降りて、人間と同じような生活をするとどんなふうに楽しむのか、が表現されています。

各会場によって開催期間はまちまちですが、それぞれの会場で独自に飾り付けられた「今を生きる生き生きとしたお雛様」を見ることができるイベントです。