「やちむん」とは、沖縄の方言で焼き物のことです。高価な美術品などではなく、日常的に家庭で使用する茶碗や小鉢などの陶器を指す言葉。南国の沖縄らしい鮮やかな色使いと、特徴的な文様が印象的な器です。

毎年12月中旬に開催される「読谷山焼陶器市(よみたんざんやきとうきいち)」は、工芸村のやちむんの里で開催される陶器市。読谷山窯と読谷山北窯が共同で主催しています。
伝統的なやちむんから現代的な作品まで、多彩な作品が展示即売されます。窯元の陶芸作家と直接話せることも魅力の1つで、毎年多くの来場者が訪れます。