春日大社など長い歴史を持つ奈良市の神社が多数ある中で、率川(いさがわ)神社は初代神武天皇のお后媛蹈韛五十鈴姫命をご祭神とする奈良市最古の神社です。

この神社を特に有名にしているのが、毎年6月に斎行される三枝祭(さいくさのまつり)別名ゆりまつりです。

お祭りは三日間の日程で、初日は桜井市の大神神社からササユリを運ぶ儀式のあと行列が奈良市の三条通を練り歩きます。二日目には巫女による「うま酒みわの舞」の奉納といった神事、三日目には奉納演芸などが行われます。