宝山寺の仏名会は、過去・現在・未来それぞれの一千仏すなわち三千仏の画像を本尊として、過去・現在・未来の三千仏の御名を唱え、あるいは耳にして、一年間に積み重ねた罪業を悔い改め、罪の許しを請い、御仏に救済を祈願する法会です。

こういった法会は奈良時代に始まったとされており、平安時代には宮中の恒例行事となり、その後諸国の寺院でも勤められるようになったと言われています。

この法会が行われる11月2日は、凛とした境内が一段と厳かな雰囲気に包まれます。