毎年旧暦の8月15日に、沖縄県久米島町で約200年前から行われている伝統行事です。

夕暮れを合図に、区のカミヤー(神屋)で獅子舞の奉納が行われた後、区民とともに集落内を練り歩いて集落の災厄や疫病を追い払い、五穀豊穣を祈願します。

兼城獅子舞は、曲に合わせてドラや太鼓を打ち鳴らしながら最初に美女が優雅に舞います。

美女の踊りに魅せられた「ハチブロー」と呼ばれる2人が登場し洞窟の中から獅子を誘い出し一緒に踊ります。

獅子とハチブローは曲に合わせて、時には激しく、時には優しく舞い踊ります。