那須温泉神社(なすゆぜんじんじゃ)は、温泉発見を感謝して建てた祠が始まりとされる神社。7世紀頃の創建です。那須与一所縁の神社で、近隣には九尾の狐伝説の「殺生石」もあります。毎年10月8日9日に行われている那須温泉神社例大祭は、枯れることなく湧き出る温泉に感謝を捧げる儀式です。

8日には、源泉から忌湯(いみゆ)を汲み取る「湯汲祭(ゆくみさい)」と、その忌湯を神前に捧げる「献湯祭(けんとうさい)」が行われ、浦安の舞も奉納されます。
9日には献幣祭や稚児行列、獅子舞の奉納や神輿渡御などが行われます。