上富田町生馬の地主神社では毎年1月5日に「お粥祭」が開かれ、景気の良し悪しや農作物などの豊凶を占う「粥占い」が行われます。

粥占いは大鍋に米一升と小豆三合を入れて粥を炊き、景気や農作物などの文字を掘った長さ7.5cmの竹筒を入れ、竹筒の中に入った粥の量で「上」「中」「下」を判断します。

湯立神事をした後、総代たちが粥を作り、鍋の中に31本の竹筒を入れ、頃合いを見て宮司や総代が竹筒を取り出し、竹を割って粥の量を確認、吉凶を占います。占いで使った粥は訪れた参拝者らに振舞われ、神事の後は餅まきを行います。