中禅寺湖の湖畔にある中禅寺(ちゅうぜんじ)は、日光開山の祖である勝道(しょうどう)上人によって創建されました。世界遺産の「日光山輪王寺」の別院です。
中禅寺湖上に千手観音を見た勝道上人が桂の立木に掘った御本尊、「十一面千手観音菩薩」は国の重要文化財です。

毎年6月18日の観音様の御縁日には、「中禅寺観音講」が行われています。
輪王寺を始め多くの寺の僧侶が出仕して、法要が執り行われます。法要の後、中禅寺湖の湖上から地蔵のお札をまく「地蔵流し」が行われます。