長崎県の離島である壱岐島にある勝本港周辺や聖母宮では毎年10月10日から10月14日にかけて「聖母宮大祭」が開催されます。

この祭りではまず神功天皇一家を祀っている聖母宮から神輿船が対岸にある御仮堂に渡ります。
船上では太鼓や笛などを使った船囃子が演奏されとても賑やかに渡っていきます。

14日には一番の見所である船グロという神事が催されます。
船グロは紅白の2隻の船が競漕し紅が勝てば豊漁、白が勝てば豊作になるという言い伝えがあり約400年もの歴史を誇ります。

また聖母宮大祭が終了した次の日はそのまま勝本港まつりが開催するので仮装パレードなどが観たい方はそちらも合わせて参加するのをおすすめです。
聖母宮大祭は壱岐島最大ともいえる歴史に触れられる祭りとなっています。