「竹駒神社」は、古来より日本三稲荷のひとつに数えられており、極めて霊験あらたかな神社と崇められ、宮城県岩沼市に鎮座しています。この神社は、第54代仁明天皇の御代、承和9年(842年)に「小倉百人一首」にも名前を連ねる参議小野篁卿が多賀城の陸奥国府に陸奥守としてご着任の際、奥州鎮護の神としてこの地に創建されました。

1月1日、竹駒神社では新しい年を迎えて、国家の安泰、国民の平和、五穀豊穣及び産業の隆昌を祈る「歳旦祭」が行われます。併せて御神威を寿ぐ年始を祝う祭祀で、正月の三が日で毎年40万人以上の参拝客が訪れます。